こんばんは、透子です。
わたしの自宅では、パソコンを置いているメインの勉強スペースの他に、読書などをする小スペースを配しています。「気分によって過ごしたい場所で過ごせる」ことは、わたしが空間を考えるときのテーマです(ほんの小さな場所でも…)。
この春、そんな小スペースを、勉強用に一つ追加しました!
これまでは、
・ベランダ近くに、すのこベンチを置いた「ひなたぼっこ読書」スペース
・本を並べたり積んだりしている真ん中に、お気に入りのリビングチェアを置いた「本に囲まれたい」スペース
そして新設したのは、
・ウォークインクローゼットのように使っている6畳の部屋に、机と椅子を置いた「考え事・集中」スペース
ポータブルのBluetoothスピーカーを持ち込んで音楽をかけると、すっかり新たな居場所の完成です。服と靴に囲まれて気分はわるくなく、とても集中でき、それなりに早く終わらせて出て行きたくなる、そんな中々よいスペースができました。
このようにして、狭い我が家の中でフリーアドレス(大げさ…)を実現しています。
さて、それに何か効果があるのか?
10年ほど前、教育関係のお仕事をされている方に聞いた話です。
「インプット学習は、いろいろなシチュエーションでするのがよい」
勉強している内容はシチュエーションとセットで記憶されるので、ずっと同じ状況で覚えていくよりも忘れにくいのだそうです。例えば以下のような感じで、記憶を引き出せるのだとか。
・スタバで覚えた単語だ!
・ビートルズを聴きながら読んだ本に書いてあった!
・待ち合わせまでの時間、車で見てた動画の内容だ!
・お昼休みにカフェで解いた問題だ!
社会人の方は特に、集中できる場所や時間がなくてお悩みかもしれませんが、逆にその時々の環境で勉強することこそ効率の良い勉強法なのかもしれません。
記憶力を高めるために小スペースをつくっているわけではないのですが、確かに言えているなという実感があるので、わたしはインプットのときあまり一つの机にしがみつかずに勉強しています。